責任者の想い

かなえる広場ひまわり開設

かなえる広場ひまわり  責任者 小林 英利奈

【略歴】

専門学校卒業後、児童発達支援センターにて6年経験を積む。その後株式会社かなえるリンクに入社し、かなえる広場さくらの立ち上げ責任者に就任。現場責任者として組織づくり・ケース対応に活躍し、2021年2月にかなえる広場ひまわりを立ち上げる。


かなえる広場ひまわり、開設への想い

保育園や幼稚園、学校といった、子どもたちにとっての『初めての社会』へ、出て行くことが難しい子たちがいます。

かなえる広場さくらは、そういった子どもたちが社会に出ることを支援するために生まれました。ホップ・ステップ・ジャンプ! と未来に飛び込んでいく子どもたちの、“ステップ”となればいいというのが、当初の願いです。

さくらのオープンは5年前。5年も経つと、子どもたちはどんどん変わります。小学校に入るための準備をしていた子が、もう中学校に進む準備をしている。

そうなると、向き合う課題が変わるので、必然的にわたしたちに求められるサポートの質や方法も変わってきます。

子どもたちの“その先”へも一緒に踏み込むために、今回かなえる広場ひまわりのオープンを決めました。

障がいを抱えるお子さまを支援するということ

かなえる広場を利用されるお子さんたちは、発達に障がいを抱えた方がほとんどです。

私自身は正直なところ、『健常児と言われるお子さん』と『障がい児と言われるお子さん』の違いを考えたことはあまりありません。

“育児”の中での苦労って、結局それぞれあると思うんです。障がいがあるから、とか、ないから、で苦労は決められないし、きっと違いもない。どんな子育ても、楽しめるようにサポートしていきたいと思っています。

かなえる広場ひまわりでは、指導方針として『WHOが掲げるライフスキルの10項目』の育成を重要視しています。

学校という“ルールに従う社会”に進出するためのさくらでは、規則に対応する力を伸ばすことに重点をおいていましたが、ひまわりでは「こうしたい!」を子どもたちに言ってもらえるように、自主性や対人スキルの育成に重点を置いています。

例としては、遊びです。ひまわりでは、その日の遊びをスタッフが決めるのではなく、子どもたちに投票してもらって決めるようにしています。そうすると、自分のやりたい遊びを他のこどもに伝える対人スキルも育成できますし、自分が投票で負けたときにどう対応するかも考えてもらえます。

たとえば、「今回は○○ちゃんの提案した遊びをしたから、来週はわたしが提案した遊びをしたい」と伝えるのか、自分のやりたい遊びの良さをみんなに伝えるのか……。伝え方を一緒に考えるようにしています。

一緒に働いてくれる方に求めること

児童指導員、保育士の中には、障がいに特化した対応を学んでいない方もいらっしゃるかもしれません。

その場合、いざ対応するとなると不安に感じることも多いと思います。私は作業療法士で、障がいについて学び、経験を積んできました。その知識や経験を伝え、まずは皆さんに基本的な知識を学んでいただきます。その上で、子どもたちへの対応のイロハを共有できればと考えています。

また、現場責任者である児童発達支援管理責任者の役割は、スタッフの指導方針や計画を確認して、それぞれの意図を現場に共有することです。障がいへの知識や対応経験がなくても、学びたい気持ちがあればサポートできるよう体制を整えます。

経験がなく不安な方は責任者がフォローしますし、コミュニケーションの取りやすい場を設定することで、相談しながら業務に取り組んでいただき、徐々に知識と経験を積んでいただければと考えています。

障がいがあるということは『障がい特性』を持つということです。できないことには明確な理由があり、その解決方法の指南があります。

その点で私たち療法士は対応のプロですので、分からないことがあればいつでも相談してください。

ただ、私たち療法士は1対1の対応が得意なので、集団を対応するとなると保育士さんや学校経験のある方のほうが長けています。

教育体制や全体の見方などについてアドバイスをもらえると、私たちも成長できるのでとてもありがたいです。

アイディアを形にできる場所

従業員同士の話合いの中では、「こんなんやりたい!」というアイディアもたくさん出てきます。

どの職種のスタッフも、言われた仕事をこなすだけじゃなく、いい意味で自己主張できる環境にしたいと思っているので、提案や意見は大歓迎です。

実際に企画書を作って自分のアイディアを現実にしていくのは、社会人経験にもなるし、ぜったいにその人の力になります。私自身も実際に、やりたいことを提案して実現してここまできました。ここは挑戦できる会社なので、やりたいことを形にする力を、スタッフにもぜひ身に付けてほしいと思っています。

かなえる広場ひまわりは、『思いやりが第一!!』を信条としています。

スタッフ同士もそうですが、利用児さん、保護者の方々、本部の人、関わるすべての人々に思いやりを持って接するのが大事だと思っています。

たとえば、使ったものを片付けるのもそうですし、伝わりやすい言葉を選ぶのも、知識や経験を積極的に共有することもそうです。

そうすることで、一緒に課題解決できるようなチーム作りを目指しています。

これから向かいたい先

『一緒に働く、一緒にかかわる』がかなえる広場さくら・ひまわりです。

一緒に過ごす時間も長くなりますし、メンバーの関係性が濃くなるからこそ、周囲から受ける影響も周囲に与える影響も大きくなります。

その中で、それぞれの強みを生かしたチーム作りをしたいと思っています。ご自身が培ってきた経験や、得手不得手を共有していただきながら、全員で助け合って一緒に成長していきたいと思っています。

今回、かなえる広場さくらの後にかなえる広場ひまわりをオープンすることで、「支援が繋がった」と実感しました。

“社会や学校へのステップを支えるさくら”、“学校をサポートするひまわり”。これからも地域に根差した施設として成長していきます。

これからの長い道行きを、共に歩んでいける方を募集しております。興味を持ってくださった方は、お気軽にお問合せください。

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